Profile of ALTERNATIVE MARKETING

社会福祉のためのマーケティングソリューション。

updated 2010-07-02

ALT Concept

社会福祉のためのマーケティング機関

ビジネススキルの統合を。

オルターナティブマーケティングは、
社会福祉の向上を目指すマーケティング機関です。

「マーケティング」とは、
“人が必要としていること”を満たす技術です。

人が必要としていることは多岐にわたりますが、私たちは特に、
民間で用いられるマーケティングの技術や知恵を
社会的支援、保障等の充実のために応用する中立機関です。

ビジョン

社会的価値を前提とした代替的な経済システムの確立。

たとえば、障害をもった方々が作った製品を、
市場が受け入れやすい形で提供するインフラを整えたり
あるいはそもそも市場傾向や
社会的需要が満たされる製品を企画することで
“互いが互いのために存在しあえる”ことを前提とした取引や
消費が日常的になることを目指します。

ミッション

社会的需要を満たすことで機会平等を実現すること。

時代や地域によって必要とされることは違いますが
基本的に社会とは人の集まりであることに変わりはないという前提から
人々が日常的に抱える悩みや問題の解決のために
機会平等を同時に満たす戦略を策定し、実行または
実行支援することが私たちの使命です。

価値観

社会的価値≧機能的価値

マーケティングは本来、お客様の生活上ないし
仕事上の問題を解決することで相互利益を目指す機能を果たします。

それは機能的価値に限らず、情緒的価値のほか、
社会的価値にも当てはまることだと考えます。

社会的価値が、物質的な豊かさと同等あるいはそれ以上に
市場の選択基準として組み込まれる世界があってもいいんじゃないか。

金が人を支配する必要はない。
改めて金をツールとしてとらえ、その先にある成果を
社会的価値として考慮できる経済システムがあってもいいんじゃないか。

それが私たちの提案する価値観です。

創立背景

社会事業が、市場に受け入れられるように調整、手配する必要性。

日本、海外によらず、社会的な課題は複雑です。
それに伴い、多くの社会事業、福祉事業が起こされる中
アイディアや事業の性質、ポテンシャルが高くとも
それが実際に市場での活躍が上手くいかないケースが少なくありません。

ただ「いいこと」だからといって、売れるとは限らないのです。

そこで、
「社会の課題を解決する事業に対し
第三者の強みを活かして客観的に調整、テコ入れをし、
展開を支援できる外部機関があれば…」

という発想からこの機関を立ち上げるに至りました。

戦略思考

メディア・ニュートラル

突然ですが、マーケティングの考え方を用いた場合、
広報をするためにTVやウェブサイトに着手するのは危険と判断します。

事業を展開したいという気持ちのあまり焦ってしまい
TVで取り上げられれば、ウェブサイトを美しくすれば、
という短絡的な戦術の寄せ集めに走ってしまうケースがしばしばあります。

しかし、はたしてTVで取り上げられたから、
ウェブサイトが美しくなったからといって
事業が改善されると言い切れるのでしょうか。

答えは”NO”だと思います。

場合によってはそれが原因で事業に支障が入る場合も
なきにしもあらずです。

その事業を展開するにあたって何が媒体として最適か、
という“そもそも論”に立ち返った時に意識すべきことは
認知度が高まることよりも
自社、事業特性、方向性を改めて俯瞰し
目標を精査し、効果性が高まるとある程度の見通しをつけてから
マスメディアなのか、紙媒体なのか、あるいはWEBなのか
といったメディア・ニュートラルの考え方が必要です。


この機関のこと

Marketing for equal opportunities.

名称 : 任意団体 オルターナティブマーケティング
創立 : 2009年1月24日、社会変革の促進を目指し創立。
代表者: 香坂 正彦
会員数: 14名
事業 : 社会事業に関するマーケティング、コンサルティング。
所在地: 東京都、山梨県、滋賀県など。
連絡先: altmarketing.124(a)gmail.com

マネジメントメッセージ

何ができるのか。

今、世の中で起きていること全てを把握することは
たとえTwitterを通しても難しいと思います。

しかし社会事業に関わる立場上、大体目立った問題や
慢性的な問題に関してはある程度知ることができます。

ただ私は、問題を悉く知ったからといって
闇雲に批判したり、感情論で片付けようとは思わないのです。

「何が起きているか、何が問題か」以上に、
「自分がその時点でできることは何か」ということに
意識をすぐに向けています。

そのできることの1つがこの機関の構想でした。

何が悪いか、以上に、
何ができるのかを考える。

そして考えるだけでなく、行動する。
行動した上で、何が悪かったのかを考えて
次に活かせるものはないかを考える。
その順番が逆になってしまったら、何も形にならないと思うんです。
それが私のやり方です。

DVやがんの予防にも、教育や医療、保育にも、
問題はたくさんありますが
私はこの中で、普及の構造をもう少し、工夫できるんじゃないか
そう思って、この事業を始めました。

2010年に入り、私は今年で24歳です。
経験も財産も、大してありませんが
それでも「自分でもできること」に集中すれば
そういうのはあまり関係ないな、と思えてしまいます。

普及プロセスから社会インフラを整える。
いくら素晴らしいツールがあっても、
それが的確に使われなければもったいないですから。

私はまだまだ子どもですが、
現場主義と経営者視点、
そしてちょっとの戦略思考で
皆様と事業展開をご一緒できることを
何より楽しみにしておりますので
どうぞよろしくお願いいたします。

代表 香坂正彦

略歴 高校卒業後、航空自衛隊に入隊、除隊後ウェブ販売をはじめる。
   その後フリーエージェントとして営業、マーケティングの仕事を経験し、
   マーケティングコンサルタントとして独立。
   ボランティア活動を通して社会事業の実態を垣間見る。

趣味 散歩、ピアノ、アクアリウム、映画など。

Twitter ID : HW72

↓香坂と、香坂の知り合い、友人たちとのやりとりが見れます。

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